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※[2011/07/24追記]今はFC2ブログの設定でTweetボタン設置できるようになったんで
このブログでは↑は外しました。
良質な教科書系ウェブサイト集(改訂版)
こういう情報はシェアしてなんぼの時代なので、こちらも持ち駒を少し。
中学生向けがとかが多いですが。
<理科>
・中学理科の攻略☆りかちゃんのサブノート
中学理科は何をさしおいてもここ。
現在は更新してないみたいだけど、すごすぎでしょ。
転載公開はダメだけど、利用は自由とのこと。
印刷しての利用にも便利。
・~ようこそ水・清の部屋へ~
ここも基本的に中学理科の内容がまとまっているが、
バードウォッチングの資料なども公開されている。
・MIT「熱血物理学教授」の講義ビデオが大人気
記事中のリンクから、Youtubeにあるビデオがいくらか見れる。
※なんか見れなくなってるかもー。
<社会>
・白地図、世界地図、日本地図が無料
最近人気だったやつ。
・【中学受験・高校受験】白地図学習シート
白地図はこちらも便利。
個人・法人問わず使用可能。
加工・再配布は不可。
・都道府県パズル
都道府県名、県庁所在地、地形がパズルゲームで覚えられる。
ランキングのレベルが高いので何気に燃える。
<算数・数学・漢字>
・学年別漢字配当表
Wikipedia。
小学何年生でどの漢字を習うかがわかる。
教育用途でしか使わないだろうけど。
・日本標準が開発した『漢字歌』
これも教育用途。
子どもに漢字を楽しく覚えさせるために。
・学習支援サイト向日葵
ここもすごい。
ものすごい量の漢字・計算プリント。
転載・再配布とかでなければ利用自由。
・数学苦手な中学生,応援します
・数学得意な中学生応援します
中学数学ではここもすごい。
各県の高校入試問題まで・・・。
細かい利用規定は不明。
・中学校数学・学習サイト 勉強法、練習問題プリント
ここも中学数学。
学年ごとの練習問題プリントだけでなく、勉強法も参考になる。
個人法人とも利用自由。転載・再配布はダメ。
・stand by me
指導に使いやすい、いい感じの算数の計算練習プリントがすごい量ある。
学校の先生向け。
校務支援ソフトまであるのがすごいw
<英語>
英語は挙げだすときりがないけど、いくつか。
・英語上達完全マップ
有名なやつ。本になってる内容がサイト上で読める。
・英単語タイピングゲーム iVoca
タイピングゲームで英単語を覚えられる。
・中学英語の基礎がバリバリわかる!ひだかたかのり の英文法攻略サイト
ここもすごいっすよ。中学英語のやり直しに。
・English as a Second Language Podcast
とってもわかりやすくていい感じのポッドキャスト。
難しい単語をいちいち別の表現で言い換えてくれるのが嬉しい。
知ってる語彙が少なくても理解できるし、
英英辞典を読むように、新出単語を英語で理解できるのがいい。
・地球人ネットワークを創るアルク:スペースアルク
英辞郎 on the WEB、お世話になってます。
例文が超たくさん出てくる。
最近はインストール型のフリー辞書も充実してるみたいだけど、
とりあえずこれに満足してるのでまだ試してみてない。
うーん、いい時代ですね。
自分でも新しい国語教材を作って公開したいなと
密かな野望を抱えてたりするんですが、長期戦ですね・・・。
「大学・大学院起業家教育データベース」はじめました ~あなたの受けたい授業がみつかる!「大学・大学院における起業家教育実態調査」も公表~
経済産業省では、全国の大学・大学院で行われている起業家教育の状況を調査するため、全大学・大学院734校を対象に「大学・大学院における起業家教育実態調査」を実施しました。その結果、全国247校の大学・大学院で起業家教育が行われていること等が明らかになりました。
本日より、これら247校でどのような起業家教育が行われているかを検索できるデータベースを経済産業省ホームページで公開いたします。
※起業家教育とは
新事業を創出したり、立ち上げたりするために必要な知識やスキル、モチベーション等を習得するための教育のこと。起業家教育の目的・活用先として、新たに企業をつくる「起業」 「創業」 「ベンチャー企業」等をイメージすることが多いが、大企業での新規事業部門立ち上げや非営利団体による新事業創出など、その利用範囲は広い。アントレプレナーシップ(起業家精神)教育とも呼ばれる。
734校を対象に調査を実施とあるが、
正確には、回答を得られたのはそのうち536校についてで、
その、実に46%にあたる247校で「起業家教育」が実施されていたとのこと。
マジっすか。
そしてその大学を検索できるデータベースというのが↓こちら。
大学・大学院起業家教育講座データベース
画面はこんな感じ。

えー、北海道に29件もあるってかい。

起業家教育を大学でやるってことについては
賛否両論あるかもしれないけど、
とりあえず大学選びの役には立ちそうですね。
訳書『はじめてのGTD ストレスフリーの整理術』いただきました。
あざっす!!

年末から年始にかけて夢中で読みふけりました。
いやぁ、今までGTDってもんを、実は全くわかってなかったんだなぁと(汗)
GTD(Getting Things Done)とは、その名の通り、
あらゆるやるべきことをきちんとこなすための体系だった方法論のこと。
以下の文章にハッとさせられる部分のある人には、特に有益なものであるはず。
どんなビジネスパーソンでも、やるべき仕事を確実にこなしたいと思っている。しかし、1日の仕事が終わったあとに、かけるべき電話がかけられず、引き継ぐべきタスクが引き継がれず、会議や話し合いで決められたことがきちんとフォローされておらず、果たすべき責任が果たされず、処理すべきメールが何十通も放置されていることを、彼らは知っているのである。こうしたビジネスパーソンの多くが一応の成功を収めているのは、オフィスや書類カバンの中に放置されている問題以上に多くの困難をかろうじて解決し、ひとつでも多くのチャンスをなんとかものにしているからにほかならない。しかし、仕事も人生のスピードもどんどん速くなっている現代においては、この状態をいつまで続けられるかははなはだ疑問である。
本格的なGTD導入の具体的な流れは本書を見てもらうとして、
ここでは、GTD的に超重要だと思われるポイントを3点にしぼって紹介。
1. 頭の中の「気になること」を全て外に出す
これが最大のポイントじゃなかろうか。
ほとんどの人は、脳の短期記憶に抱えきれないぐらいの「やりかけの仕事」を溜め込んでいる。たとえるならばメモリの容量ぎりぎりまで使い切ったパソコンで作業をしているようなものだ。そのため脳に負荷がかかって集中できず、常に気が散ってしまう。
とにかく気になっていることを一度全て書き出す。
本書ではこの作業を「収集」と呼んでいるが、この収集を最初に行う場合には、
長ければ6時間程度もかかるものだという。
それほどに人は、常に頭のすみでいろんなことを気にかけながら生活しているわけだ。
それらを全て頭の外に出すことで、頭の中をすっきりきれいにすることが
ストレスフリーのための第一ステップだということである。
本書には、ご丁寧に「済んでないこと」を思い出すためのきっかけ作りに使える
「トリガーリスト」なるものまでついているからありがたい。
2. To Doリストには、「次にとるべき物理的な行動」を載せる
私がこれまで見てきたTo Doリストの多くは、やるべきことを単に羅列しただけで、実際に必要な作業を書いたものにはなっていない。それらは、さまざまな未解決事項の部分的な覚え書きでしかなく、求めるべき結果や次の具体的な行動への変換作業ができていないのである。
「友人Yへの誕生日プレゼントを決める」というのは、物理的な行動ではない。
実際に次にとる行動は、「A店とB店で友人Yのプレゼントを探す」かもしれないし、
「友人Yに電話して、欲しいものがないか、さぐりを入れる」かもしれない。
To Doリストには、そういう具体的な行動を載せなければならないということだ。
そのために、まず「収集」した全ての事柄について、
「求めるべき結果」と「そのために必要な具体的な行動」を考えるのである。
求める結果に至るまでに複数の行動が必要な事柄のことを
本書では、個々のタスクと区別して「プロジェクト」と呼んでいる。
たとえば、ノートパソコンを買うにしても、実際の購入に至るまでに、
スペックごとの相場の把握
↓
資金計画
↓
購入機種の検討
↓
購入店舗の検討
↓
購入
といった過程で複数の行動が必要であれば、
それを「ノートパソコン購入プロジェクト」として、
To Doリストと別の「プロジェクトリスト」に加えておく。
そしてTo Doリストには、「価格.comで相場を調べる」というような
次にとるべき具体的な行動をその都度加えていくのである。
3. 適切なタイミングでレビューする
あなたの家に電池の切れた懐中電灯はあるだろうか。その懐中電灯の電池を交換しないといけないと思い出すのはいつだろう。言うまでもなく、その懐中電灯を目にしたときであろう。これはよく考えると、かなり間抜けなことだ。心に多少なりとも分別があるのなら、お店で電池を売っているのを見たときに思い出すべきだろう。
どんなに立派なプロジェクトリスト・To Doリストができても、
それを適切なタイミングでレビューできなければ意味がない。
そのために、To Doリストは、その行動をする際の状況別にまとめておく
(「@パソコン」「@買い物」など)。
プロジェクトリストについては、週に1度の「週次レビュー」で確認し、
何ができていて、何ができていないかを把握するべし。
また、特定の日付に思い出したいことは、
カレンダーや備忘録ファイルをリマインダーとして使うことで、
思い出したいタイミングで思い出せるようにしておくべし。
1. 頭の中の「気になること」を全て外に出す
2. To Doリストには、「次にとるべき物理的な行動」を載せる
3. 適切なタイミングでレビューする
ちょうど年の初めのいいタイミングなので、
さっそく今月からこのGTDを実践してみることにする!
ようやくcheckpadの正しい使い方がわかったかも・・・。
関連エントリー:
・開けっ放しのドアはいかにして生じるか―情報共有と現状維持バイアス(前)
・「歯科検診力」を鍛える
・デッドライン同盟を作って夏休みの宿題をやっつけよう
がアクセスを集めているようなので、スルー力のない私が言及記事を書いてみる。
まずは、こちらで「究極の血液型心理検査」を受けてみてほしい。
450万人が利用し、9割以上の人が「当たっている」と答えた検査である。
・・・いかがでしたか?
上記ウェブサイトの血液型心理検査は、実際に450万人が利用し、
9割の人が当たっていると答えたということだが、
実は、その検査結果は、別の血液型の性格とされているものが
ランダムで表示されていただけであった。
つまり、どの血液型の性格を提示されても、
性格診断テストを受ける人の9割程度は「当たっている」と感じるということである。
このように、曖昧で誰にでも当てはまるような性格を表現した文章を見せられると、
それが自分だけに当てはまるように錯覚してしまう現象を、バナーム効果という。
さて、冒頭の記事のような「深層心理」を「真相心理」だと思いこんで
この人はこんな人だと決めつけてしまうことにどれだけの弊害があるか、
おわかりいただけるであろうか。
人のささいなしぐさから、この人はプライドが高いんだとか、
内面に自信がないんだとか決めつけてしまうと、
残念ながら、それは当たってしまうのである。
プライドが高いと思って人を見ていれば、
その仮説に当てはまる事例ばかりが目につくようになり、
「確かにこいつはプライドが高いやつだ」と感じるものなのだ。
すると次に何が起こるだろう?
答えは、「その人が本当にプライドが高い人になってしまう」である。
予言の自己成就とか予言の自己実現とかいうが、
例えばAさんがBさんのことを「プライドが高い人」だと思って接すると、
Aさんは、自尊心を傷つけないように気をつけて発言したり、
Bさんをヨイショしたりすることが多くなる。
その結果、持ち上げられたBさんが変な自信を持つようになったりして、
本当にプライドの高い人になってしまうことがあるということだ。
そしてAさんは思う。
「やっぱりBさんはプライドが高い人だったな。あの性格診断は当たっていた」と。
(参考までにいうと、予言の自己成就は国民-社会関係においても生じる。
「銀行がつぶれる」というデマが流れて、皆が一斉に預金をおろした結果、
本当に銀行がつぶれるといったケースとか)
心理学を多少なりともちゃんと学んだ人であれば、
血液型診断に科学的な根拠がないことくらいは当然知っている。
しかしながら、深層心理テストや血液型診断で盛り上がっているところで、
場を冷めさせるようなことを言うと、確実に空気が読めないヤツになる。
だから「そんなの何の根拠もないんだよ!」って全否定する気はないけれど、
でも、過度に信じちゃうと思っている以上の悪影響があるよ、というお話でした。
関連エントリー:
・人間はテキトーに判断する
・2007年、最もタイトルの悪かった本
・不必要に疑わない習慣をつける