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単語カードは「オリジナル版」と「ベスト版」を作る  
2007.06.26 (Tue)
音楽を聴く人ならわかると思うが、CDのアルバムには2種類ある。
オリジナルアルバム(通常のアルバム)とベストアルバムである。

オリジナルアルバムは普通、ある期間に作った曲をひとまとめとして出すもの、
ベストアルバムは、いくつかのオリジナルアルバムの中から
シングル曲のみ、あるいは名曲のみを集めて出すアルバムである。


単語カードを利用するときには、この要領で2種類作るとよい。

英単語なら英単語、歴史なら歴史というように分野でまとめて
覚えた内容を忘れないように復習用として使うオリジナル版と、
なかなか覚えられないもののみを集めたベスト版である。

オリジナル版は比較的固定的であるのに対し、
ベスト版は流動的なものとして扱う。
なかなか覚えられないものはどんどんベスト版に追加し、
覚えられたカードはどんどん捨てるようにする(オリジナル版には残しておく)。

ベスト版は、オリジナル版より少し大きめのカードを使って、
余白に暗記のヒントになるような関連情報をどんどん書き込むようにするべし。

このベスト版を作るのに、多少時間がかかってしまっても問題ない。
ベスト版を作る作業自体も、記憶を強化するのに役立つからである。




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win-winの新しい形  
2007.06.23 (Sat)
先日のエントリー「ビジネスのあり方」に関連して。


宣伝・営業する側もされる側もハッピーになれるスマートな方法として、
昨今の無料サービスの拡大にその可能性を感じている。

裏面を広告にすることで、コピーが無料でできる「タダコピ

写真の一部に広告を入れることで、
デジカメの写真を無料でプリントし、発送までしてくれる「Priea

自販機のモニターにCMを流し、カップの側面を広告にすることで
飲み物が0円で飲める自販機の「メディカフェ


これらの広告サービスのポイントは、
ターゲットをしぼったマーケティングができるということ。

その商品に興味がありそうな人だけに宣伝できるということは、
宣伝する側だけでなく、される側にとってもうれしいことだ。

ハゲてもいないのに育毛剤をセールスされるような鬱陶しさがなくなるということである。


今後は、例えばケータイの「待ちうた」の代わりにCMを流すことで
携帯電話の通話料が無料になる可能性なども大いにありうるだろう。


そういえば、以前札幌駅にあった無料電話はひっそりと姿を消したが、
あれはコケたんだろうか・・・。



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edit |  13:10 |  その他雑談  | トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク
まんまとUNIQLOCK  
2007.06.20 (Wed)
お気づきの通り、先日から当ブログにUNIQLOCKを貼り付けています。

ユニクロの戦略にまんまとはまってしまったようでちょっと悔しいが、
このシュールさに負けた・・・。


↓最初にこのページを開いたときは、10分くらいボーっと見続けてしまいました。

UNIQLOCK




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edit |  01:00 |  その他雑談  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク
ビジネスのあり方  
2007.06.18 (Mon)
最近、ビジネスのあり方についてよく考えさせられる。


例えば営業活動。

多くの消費者にとって、営業電話や訪問販売は迷惑な存在である。
にもかかわらず、企業においては、
電話や訪問営業で多く契約をとれる人が優秀だと褒め称えられる。

日常的にしつこい営業に迷惑している人ですら、
企業の文化に染まってしまうと、自分自身が同じ迷惑行為を必死にこなすようになる。

なんかこれって、みんな自分の都合しか考えていないんじゃないだろうか。


他にも、チラシやDM(ダイレクトメール)。

DMの反応率は、通常0.3%とか、0.03%とか言われている。
0.03%だとすれば、10000通のDMを出せば、
9000人には迷惑がられたとしても、3人から反応が得られるということだ。

30人の反応を得るために10万通、
300人の反応を得るために100万通のDMを出し、
9万人、90万人に嫌な思いをさせ、
99997通、999997通分の資源を無駄にする・・・。


これって、ビジネスっていえるんだろうか?


そろそろ社会全体でビジネスのあり方を見直してもいい時期だと思っている。




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edit |  14:15 |  我思う  | トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク
ノートを見直させる工夫  
2007.06.16 (Sat)
家庭学習の習慣は、ノートを見直す習慣からだと思っている。

授業中に書いたノートを後で見直す気がない人は
どうせ見ないからと思って、わかりやすく書く工夫をしようとはしない。
そうしてテキトーに書かれたノートは、ますます見直す気がしなくなる。

家で復習する習慣を身につけるためには、
まずこの悪循環を断ち切ってやらねばならない。


そのためのひとつの工夫として、ノートに価値付けしてやることを考える。

例えば私は、こういう付箋を使っている。





紙マッチ型のケースに入った、マッチ柄の付箋。

これを見直してほしい大事な部分に貼り付けてやる。






まあ、これを喜んでくれる生徒にしか効果はないが、
喜ぶ生徒は、自分で見直すだけでなく、学校で友達にもさりげなく見せてたりする(笑)




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ピンクの蛍光ペンと赤チェックシート  
2007.06.13 (Wed)
チェックペン&チェックシートは勉強の王道グッズである。

一応説明しておくと、文字の上から緑色のチェックペンで塗りつぶして
赤いシートを重ねると黒くなって文字が読めなくなるので、
覚えたい箇所を隠しながら勉強できるというものだ。

インプットしながらアウトプットする(暗記は脳との対話参照)のにも
大変役立つツールである。


しかしチェックペンは、教科書などの文に直接用いる場合はいいが、
自分で要点をノートにまとめて使う場合は、
 ノートに書く → チェックペンをぬる
という作業が二度手間で効率が悪い。

そこで、書くときにはじめからピンク色の蛍光ペンを使って書く。

これに赤のチェックシートを重ねると、うまく見えなくなってくれる。

学校の授業でノートをとる際に最初から重要語句をピンクで書いておけば、
テスト前に改めて書き直す必要もなくなり、大変便利である。


※ペンのメーカーによっては、うまく消えない場合もあるかもしれないので、
可能であれば確認してから買うのが良い。
(ちなみに私はMITSUBISHIの「PROPUS2 もも」を使っている)




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暗記は脳との対話  
2007.06.11 (Mon)
どんな勉強にも暗記はつきものである。

受験勉強においても、暗記の重要性は
改めて説明するまでもないことだ。


しかしながら、暗記=とにかく頭につめこむ作業だと考えてる人が多い。

特に、暗記が苦手だという人に話を聞くと、
何回読んでも覚えられない」といって自分の脳みそを恨んでいる人が非常に多い。

確かに、何度か教科書を読むだけで頭に入ってしまう
「暗記向きの脳」を持った人も少なからずいるが、
決して多数派ではない。

そうでなくて暗記が得意な人というのは、
脳との対話が上手な人である。


つまり、「自分の脳みそが今どれくらい覚えれているか」ということを
こまめに脳に問いかけながら勉強しろ
ということだ。


具体的には、例えば英単語の意味を覚える学習であれば、
単語とその意味を5個見たら、一度意味の部分を隠して、
自分がその5個の意味を覚えているか確認してから次へすすむ。

次の5個も同じように、単語と意味を見たら、一度意味の部分を隠して確認し、
さらに、先ほどの5個の単語を意味をまだ覚えているかというのを再度確認する。

そしてさらに、50個くらいまですすんだところで
その50個の意味をまとめて再々度確認する。

このようにすすめていくことで初めて、自分が単語の意味を覚えるときに
どれくらいの時間をかけて覚えればいいのかが分かってくる。


よく聞く暗記テクニックとして、
「声に出して読みながら何度も紙に書く」
「部屋の中を歩きまわりながら唱える」
「絵にして視覚的に覚える」
といったものがあるが、
いずれも脳に情報をつめこむためのノウハウばかりで、
いかにして脳から情報を引き出すかという視点が欠けている。

暗記においては、脳に情報をつめこむ作業(=input)と同じくらい
それを脳から引き出す作業(=output)も欠かせないのだ。




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edit |  22:51 |  勉強法  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク
失敗体験によって学ぶ  
2007.06.03 (Sun)
サッカー少年団に所属していた小学生の頃の話。


ある日の他校試合でのこと。

ディフェンスを仕切るポジションについていた私は、
相手のフリーキックのチャンスになったとき、
監督から「ディフェンスどうすんだ?壁作んのか?」と言われ、
これは壁を作れということだなと思って
他のメンバーに指示をして壁を作った。

ところが、簡単にその壁の裏をつかれて、結局得点を入れられてしまった。


それを見て、監督は、怒るでもなくこう言った。

「今のは壁作らないのが正解だな。」



先に言えよ!!

と、当時の私は思ってしまったが、
今思えば、1点を犠牲にしてでも、体験から学んでほしいという
監督の愛だったのだ。

事実、そのことが深く印象に残り、その後の試合では
壁を作る場面と作らない場面とを冷静に判断できるようになった。


人から口で正解を教えられるより、
自分の体験として一度失敗してみるほうが、ずっと記憶に残る。

「若いうちは苦労は買ってでもしろ」と言われる真意も
そのへんにあるんじゃないかなと思う。




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