2008年03月 / 02月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫04月
 
暗記には二種類ある  
2008.03.04 (Tue)
暗記には二種類ある。

個人的にはめちゃくちゃ大事なことだと思っているのだが、
世の中的にはあまりまだ区別されていないところであって、
ヘタすると自分が第一人者なんぢゃねーかなんて思っている。


さて、本題。

二種類というのは、ずばり、パスワード系暗記リンク系暗記である
(と勝手に命名している)。


パスワード系暗記というのは、
昔のファミコンソフトで前回の続きからゲームを始めるときに入力させられた長ったらしいパスワード
(例えばキャプテン翼「ぬろけぞぜなやぽきずちぷぜべつぼおざぴぶさねえきげぴすたよびぷも」みたいな)のような
覚えにくい言葉や文章そのものを覚える暗記である。

学校の勉強でやることが多いものといえば、
憲法の条文の暗記、古典の名作の本文暗記、円周率の暗記や、
数学の公式の暗記なんかもこれに含まれる。

リンク系暗記はというと、
これは、2つ以上の項目の結びつきを覚える暗記である。

具体的には、英単語とその意味の結びつき、文学作品とその作者の結びつき、
歴史の出来事とその年代の結びつき、地名と地図上の位置の結びつきなどである。

実は、学校の勉強において重要な暗記とは、ほとんどが後者のリンク系暗記である。
「英単語が覚えられないよー」と言っている人は、
実は"agriculture"という単語自体は覚えられるが、
その単語と「農業」という日本語との結びつきが覚えられないのである。


世の中には本当にいろんな暗記メソッドが出回っているが、
それらを用いる際に、2つの暗記を区別して考えることは非常に重要。

例えば「音読すると覚えられるよー」という人は(教師にさえ)とても多いが、
音読が効果を発揮するのは、どちらかというとパスワード系暗記のときである。

リンク系暗記に音読を用いる場合は、
ゴロ合わせを作る、項目の頭文字だけ並べるなどして、
パスワード系暗記へ変換するための作業を間にはさんだほうが効率的だ。


勉強において苦戦させられるのは、たいていリンク系暗記のほうである。
逆にいえば、パスワード系暗記なんて音読しまくれば何とかなってしまったりする。

だから、長い文章を覚えなければいけないときに、
「単語だって覚えられないのに無理だ~」なんて尻込みする必要は全くないのだよ。


関連エントリー:
 ノウハウを知ればやりたくなる
 円周率はコロ助風に覚える
 暗記は脳との対話



札幌だけの家庭教師「考動力研究会」

スポンサーサイト



edit |  12:12 |  勉強法  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク
つまようじよりもプリッツ  
2008.03.04 (Tue)
あるケーキ屋が、チーズケーキの試食を出すときに
つまようじの代わりに、短く折った「プリッツ」を刺してた。

コストが多少上がっても環境に配慮しようとしたんだとしたら、
感心してしまうなぁ。


実際につまようじがどの程度環境に悪なのかわからないが、
大量に使い捨てられるつまようじを見ると、あまりいい気はしない。

あとはデパートやスーパーの傘袋とか、
飲食店のおしぼりを包んでるビニールとか、
なんとなくいい気がしない。

まあそんなこと言い出したら、
スーパーのビニール袋も無駄すぎだし、
いたるところにある大量の紙ビラもそうだし、
ビニール傘だって割り箸だってそうだしな。

ああ、あと本。
本のカバーってなんのためについてるんだろうかと思う。
しかもそのカバーの上に帯をつけられて、
さらに購入時にはブックカバーをつけられて、
なんなんだあれは。


というわけで何がいいたいかというと、
安易につまようじを使う前に、プリッツの使用を検討しましょう。

でも、プリッツの二重の外装が結局ゴミになるけどね。


関連エントリー:
 消費大国でゴミ大国
 傘にはそろそろ本気で画期的になってほしい。
 画期的な食器
 ビジネスのあり方
edit |  01:03 |  その他雑談  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク