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商品が広告性や機能性を捨てたときに何が残るか  
2010.08.15 (Sun)
商品広告の話をするにあたって、例として衣料洗剤に話をしぼる。

毎日のように何かしらの新製品が発売される病的な市場の中で、
とにかく「従来の洗剤よりもきれいになる」ということが
異口同音に叫ばれる。

敏感肌にも安心だとか、部屋干しで臭くならないだとか
他製品と違う切り口でアピールする手もあるが、
そうではない、本来の目的――衣料をきれいにすることこそを
主眼においた商品の場合、なんとかしてそれを伝えようとして、
他社製品との比較検証をしてみたり、
なんだがよくわからない汚れ物質の減少率をグラフ化してみたり、
ケチャップまみれのワイシャツを白くしてみせたりする。


幼さい頃、そういうCMにウンザリして、
いっそ「なんでもない洗剤」って出せばいいのにって思った。

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