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家庭教師の本質  
2008.01.03 (Thu)
家庭教師は、大学生にとって比較的人気のあるアルバイトである。

多くの人が一度はやってみたいと思う「教師」という仕事。
それを手っ取り早く体験することができて、
ご家庭からも派遣センターからも先生、先生ともてはやされ、
生徒には「学校の先生よりわかりやすい」なんて言ってもらえるんだからいい仕事だ。


それゆえか、この仕事をしていると、
自称「スーパー家庭教師」に数多く出会う機会がある。

自分のおかげで生徒の点数が何十点も上がった、
なんたら校に何人も合格させた、
自分が受けもった子で成績が上がらなかった子はいない etc.

それはそれで素晴らしいことだと思うが、
家庭教師という仕事をよくわかってないのかなぁと思ってしまう。


ご家庭が家庭教師に求めていることは何だろう。


ある派遣会社の元で働いていた頃、そこの社員と軽くもめたことがある。

口論の経緯は省くが、その社員は
「だってご家庭が望んでいるのは、テストの点数が上がることですよ?」
と言い切った。

それを聞いて、これ以上話しても無駄だと思って(悪いクセだが)、
「ではそのように努めさせていただきます」と言って話を切り上げたが、
今考えても、やはり納得がいかない。

親は、子どもの次のテストの点数を何十点か上げるためだけに
家庭教師に高いお金を払うのだろうか。

中にはそういう方もいらっしゃることは確かだが、
私はそれは賢いお金の使い方だとは思わない。
同様のことなら、クラスの勉強のできる友だちに頼めば無償でしてくれるだろう。


家庭教師の本質は、
いかに子どもの学習的自立をサポートするかにこそある
と、私は(そして我々は)考える。

子どもに家庭教師をつけたら点数が上がった。
ところが、家庭教師をやめたらまた点数が下がった。
これではこう思われることだろう。
「あー、高校卒業まで、教育費にいくらかかるんだろう」と。

指導のゴールは、子どもが家庭教師を必要としなくなることであるべきだ。
テストの点数が上がる、成績が上がるというのはその過程でしかなく、
必要条件でこそあれ、十分条件にはなりえない。

親としては、子どもの成績が上がること自体も当然うれしいだろう。
でも、親が本当にうれしいのは、
「なんだか勉強がちょっと楽しくなってきた」
とか子どもが言い出した瞬間なんじゃないだろうか。


いろんな考え方があるだろうが、2008年も我々はこのスタンスでいきたい。



札幌だけの家庭教師「考動力研究会」
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