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あの栗田昌裕が書いた『「一夜づけ」超スピード勉強法』  
2008.09.16 (Tue)
『「一夜づけ」超スピード勉強法』


「あの」というかまあ、この著者のことは知らなかったのだが、
わりと有名な人のようだ。

(参考:Wikipedia「栗田昌裕」

とりあえず、タダモノではない。
3日の勉強で英検1級合格だの、
2日で書いた論文で受賞だの、
大学院の修士論文書きつつ東大医学部に合格だの、
経歴がべらぼうだ。

書いてある内容も、他の勉強本とはひと味もふた味も違う。


最初に著者は、
「10週間かかることは2日でできる」
という独特の主張をする。

というのも、この著者の主催した速読セミナーで
10週間かけて実施した場合も、2日間の開催にした場合も
受講者の成績に違いが見られなかったというのだ。

この速読セミナーの結果に関しては検証のしようがないが、
言わんとしていることには賛同できるところがある。

大学入試を再受験するために一年間浪人しても
その一年間ずっとモチベーションを保ったまま
同じペースで勉強し続けられる人は少ないということだ。

だから10週間かけてセミナーを実施した場合でも、
受講者が一番頑張るのは最後の2日間だということであろう。

本書は言ってみれば、この最後の2日間に
最大限の力を発揮するための本だと考えられる。


この学習法には、以下の5つの原則があるという。
・情報収集
・樹木成長
・並列原理
・指数法則
・心身充実

これが実にユニークである。


情報収集というのは、
まず、これから学習する内容についての情報を集め、
その全体像を把握しろということ。
その情報の入力の際に重要なのが速読だということも言っている。

そして樹木成長
これは、入力した情報を体系立てて内面に根付かせ、
樹木のように自己の中で成長させろということ。
極めて短期間で勉強するといっても、
実際にはその準備として、早い時期からその樹木を
自分の中に根付かせておくことが重要だというのだ。

次に並列原理
これは受験勉強なら受験勉強というひとつのことだけをやるのでなく、
複数のことに同時に取り組むことで、相乗効果を狙えというもの。

そして重要なのが指数法則
これは、勉強は同じペースで続けるのではなく、
指数法則的に学習度を加速させるものだということ。
つまり、最初はゆっくりと始めて、
後半に爆発的な伸びをするイメージである。
確かドラゴン桜でも同じようなことが言われていたと思った。

最後に心身充実
並列原理ともリンクする部分があるが、
勉強だけでなくスポーツなどにも取り組み、
また夜はしっかりと寝て、
ベストコンディションで学習に臨めということである。


締切間際の底知れぬパワーというのは
誰でも経験したことがあるだろうと思う。

一般的にはそれはあまり望ましくないこと、
つまり、直前に焦らなくて済むように前もってやっておくべし
という教訓とさせがちであるが、
そのパワーを最大限利用してやろうというのは逆転の発想。
試してみる価値はあるかも。


また、本書の中で面白いと思ったのは、
「試験は何とか通ればよい」と考えている人は
最小限の努力しかしないようにする努力を、
つまり、エネルギーを出し惜しみするための努力
無意識的に行っているという話。

これ、わかる気がする。

ダラダラ力を抜いて仕事しようとすると、
逆に疲れてしまうことがある。
50%の力で勉強したからといって、疲労が半減するわけではないのだ。


というわけで、本書のほんのエッセンスのみだが紹介してみた。
ちょっと変わった勉強本だが、きっと一読の価値はある。



関連エントリー:
 パラシュート勉強法が遅延評価勉強法に通づるものがある
 「応援してるよ」って言う。

edit |  19:28 |  勉強法  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク
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