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新卒者は全員、まず自営業を経験すればいいと思う  
2009.05.04 (Mon)
気が付くと個人事業主が凄い勢いで減少している件

で、要するに失業者や非労働力人口の就業者化を考えたら、失業対策として法人への就職支援ばっかりやってないで、個人事業開業支援に力を入れた方がいいんじゃないの?ということがいいたいわけです。


基本的には賛成。

一つには長期の不況があるんだろうけど、もう一つは国内の様々な市場が成熟してきて、ことごとく資本をより大きく投入したもん勝ちな中で、新しい市場が生まれにくくなっている、つまり個人で勝負できる出来立てホヤホヤな分野が少なくなっているということがあるのかなーと。


これは本当にその通りだなと思う。

ただその対策として、

・失業者、非労働力人口が個人事業開業できるような支援
・個人事業者でも戦える新たな市場の創出
・個人事業者間、個人事業と企業とのマッチング


これをやっていったとしても、行き着くところがパイの奪い合いである以上、
根本的な解決にはなってないんじゃないかという気がしなくもない。

だって求人率が低くて失業者が多いということは、
結局、マーケットが労働力を求めていないってことでしょ?
それなら、雇ってもらえないからといって、
そこに個人でむりくり参入しても同じことでないか。

そして、新たな市場を創出できるんだったら、
そもそも求人率の問題も解決できるだろうし。


だから、新たな市場の創出は、あくまで事業主が自分でやればいい。

じゃあそのための支援って何かというと、
もちろん開業資金の援助とかは悪くないだろうけど、
あとは、個人事業者が事業をたたんだ場合の就業支援でないかと。


新卒時期を逃すと就職できないという不思議なルール


新卒時期を逃すと就職できなくなるという意味不明な話が
まことしやかに(実際そうなのだろうけど)囁かれているせいで、
一番活力もあってリスクもとれる時期に、
いっちょやってみっかぁって感覚で個人事業をやろうと思える人が少ない。

それで、大学卒業までに就職の決まらなかった学生が
「新卒」の資格を失うまじと、休学して卒業を遅らせたり、
大学院に進学して延長戦に持ちこもうとしたり。
そんなことで人生の貴重な時間をつぶすより、いっそ小規模でも
自営で何かやってみればいいじゃんよと。


もっといえば、みんな新卒でどっかの大企業にポンと入っちゃう前に、
まず自営業やってみなさいよ!と強く思う。

個人だろうが小規模だろうが、リスク背負って経営者になると、
仕事に対する考え方が確実に変わるから。


個人事業主になって学ぶことは多い


まず、オレは今日から個人事業者として働くぜ!と思う。
思ったところで、仕事がない。
労働とは、誰かの役に立つ仕事を見つけるところからスタートするのだという
ことにここで初めて気がつく。
そして、レジに立っているだけで1時間に670円の賃金を発生させる
コンビニのシステムの凄さを知る。

仕事を見つけて、せっせと働きだすと、
今度は、やるべき仕事が呆れるほど多いことに気がつく。
営業、経理、商品管理、広報くらいまでは想像できるものだが、
実際に仕事が始まると、こまごまとした雑務が次から次へと生じ、
事業の本質とあまり関係ない仕事で時間を浪費し、
苦労のわりに全然売上に反映されないことに驚く。
結果、嫌でも時間管理や仕事の取捨選択に頭を向けねばならなくなる。

そして、売上の有無にかかわらず、支出が止まらなくて泣きたくなる。
理解を超えた速さで減っていく残高に、
まるで命を削られているような感覚をおぼえる。
だからコストに敏感になる。

友人のお茶代をたまたま支払ったときに、
「経費になるんでしょ?」とか言われて混乱する。
経費?その経費は誰が出してくれるんだ??

また、働きたくない気分のときに、
誰も「働け!」と言ってくれないことに戸惑う。
寝坊したときに、誰も言い訳を聞いてくれないことに戸惑う。

時々ふと、今風邪引いて寝込んだら、オレ終わるな・・・とか思う。

今だから告白するが、
個人事業主として仕事を始めようと思ったとき、
「上司もいないから誰に怒られることもないぜー」なんて思ってた。
とんだ思い間違いだ。
上司とは、顧客の怒りを軽減して部下に伝えてくれる存在なのだという
ことに気づくまでにそう時間はかからなかった。


そんなわけで、自営業を経験した人間は、
他の企業に属して働くことになった場合にも
広い視野をもって活躍できる社員になるはずだという確信がある。

それで実際に採用現場ではどうかというと、
起業家は仕事ができるから積極的に採用するよーという人もいれば、
起業家はアクが強くてかなわんと敬遠する人もいるようで、
有利不利は正直よくわからない。

が、いずれにしても、政策としてそれを推進することは可能だろう。
経営状況を提出させて何かを認定するとかでもいいし、
まあ公務員とかの採用と絡めてもいいし。

そうして、事業がうまくいかなくても転職すればいいということになれば
もっと気軽に起業してみようと思う人も増えると思うし、
結果的に社会で活躍できる人材も増えるのではないかなと思います。



関連エントリー:
コンビニのアルバイトから学んだこと
教育人間塾:一身独立して一国独立す
edit |  11:57 |  我思う  | トラックバック(0) | コメント(2) | Top↑ | あとで読む このエントリーを含むはてなブックマーク
コメント
■グーグルから
とても参考になりました。
私も大学卒業後個人で事業を展開したいと考えている者の一人です。

今はまだ海外大学生なんですが、今後の予定を図るべく
自営業 新卒とググッたらここにヒットしました。
Oikaさんのおっしゃるとおりだと思います。

私が滞在している国では経験を買われる社会なので卒業生が就職するにはかなり不利です。(今時期得に。)新卒が有利&早い段階から内定が貰えるというのは日本特有なものであり 他の国と比べると贅沢に値するメリットでもあると思います。しかしながら、その文化が自然と「新卒時期を逃すと就職できないという不思議なルール」や「転職をしにくい 一度入ったら抜けづらい環境」などを生んでいるのであれば考え直す余地がありますよね。

もし新卒有利というものが最初からなかった 又は、言えない状況になったと考えた場合、今の日本の就職活動のプロセスも需要も変わり、卒業後、事業展開という方向性を選ぶ人が増えていたかも知れませんね。でもそうなった場合、大学に行く必要性というものが問われてしまうと思いますけど・・笑

長文足跡スミマセンデシタ

北海道活性化を願う者より


ザンギ Lover |  2009.06.10(水) 09:32 |  URL |  【コメント編集】
>ザンギ Loverさん

コメントありがとうございます。
「自営業 新卒」とは、このエントリーのタイトルにドンピシャの検索でしたね(笑)

卒業後はそのまま海外での事業展開をお考えなんでしょうか。
もしこちらに立ち寄る機会などあれば、ぜひ一声かけてください。

アドバイスなどという大それたものはできませんが、
失敗談くらいは話せるので・・・。
oika |  2009.06.10(水) 22:02 |  URL |  【コメント編集】
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