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共同体意識  
2007.09.22 (Sat)
終電間際の地下鉄にて。

座ってたとこの近くのドアから千鳥足で乗ってきた人が、
地下鉄が発車するなり、けっこうな勢いで吐いてしまった。


正直びっくりしたのは、その人が吐いたことよりも、
周りの乗客の反応の冷たさ。

近くに立ってた人はものすごいスピードで同心円状に距離をとり、
そして、そのまま。

私の隣に座っていた人なんて、席を立って
あっという間に隣の車両に移動してしまった。


当の本人は、吐いた後その場に座り込んでしまっていたが、
次の停車駅で這うようにして降りていった。

残された嘔吐物を前にして、周りの乗客は
相変わらず距離をとって、不関与を決め込んでいる。

仕方ないから、座席に荷物を置いて、人をかき分け車掌に伝えに行った
(「どのへんか分かりますか?」
と聞かれて、「3号車の1番です」ってサッと言えた自分かっこよかった)


まもなく車掌が来て、砂だけかけていったが、
やっつけ仕事で、周りに飛び散った嘔吐物は依然そのままだった。

そんな中、見た目チャラチャラした感じの一人の若者が、
おもむろにティッシュを取り出して、周囲の嘔吐物を処理し始めた。

かっけぇ!と思ったが、そんな様子を見ても、
他にその若者を手伝おうとする人はいなかった
(サッとティッシュを出して手伝えた自分かっこよかった)


なんか、いつからこんなふうになってたんだろう。

自分が小学生のときに、友達と自転車で競争して、
思いっきり衝突して転んで泣いてたときには、
たまたま通りかかったおばちゃんがアイスをくれて慰めてくれた。

街を歩いてるときに急に鼻血が出て止まらなくなったときには、
通り行く人が心配そうにティッシュを持ってきてくれた。


でも最近、知的障害者が近くに乗ってきただけで
隣の車両に移動するような人をよく見かけるようになった。

今日の感じでも、あの人があのまま倒れこんで呼吸困難におちいっても、
下手したら誰も声すらかけなかったんじゃなかろうか。


「北海道は気温は寒いが、道民の心は温かい」というのが
北海道人の自分の誇りであった。

認めたくないが、それがちょっとだけ揺らぎ始めている。



札幌だけの家庭教師「考動力研究会」
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